「今日から、俺がお前の家庭教師をするから」


「…う…そ…」


「嘘じゃねぇよ。藤崎に頼まれたって、さっき 言ったろ?つーことで、みっちりしごいてやるからな!」


勉強を見てやって欲しいって…そう意味だったなんて!?


驚いているあたしの顔を見て


ニヤニヤと不敵な笑みを見せる…大好きな人。


こんなふうにして、何がなんだかわからないうちに


いきなり今日からダイちゃんが…あたしの家庭教師になった。