「泣くなよ。アイツは全部 わかってるから。アイツのためにも頑張れ!」 この言葉と一緒に大粒の涙が頬に流れた。 それをダイちゃん人差し指で受け止めてくれて 「それと藤崎から…お前が俺のために頑張ってることも聞いたよ。聞いた時、すげぇ嬉しかった。ヒナ ありがとうな」 幸せそうに目を細めて言ってくれた。 この時 あたしは目には見えない… ダイちゃんとアキラ先生の2人の温かい気持ちを感じた。 そして絶対に合格するって心に誓ったんだ。