どうしよう…困るよ。
もうすぐ アキラ先生がここに来るのに。
そんなあたしの心配をよそに、ダイちゃんはベッドの上にカバンを置き
───パサッ…
さらに薄いピンク色のネクタイも外し、それもベットド上に乱暴に投げた。
「じゃぁ やるか」
そう言って、今度はシャツのボタンを2つ外し…ダイちゃんがあたしの肩に手を置く。
“ヤル”って…まさか!?
なんて ハレンチな言葉!
てか…ここで!?
って言うか、そんなのありえないでしょっ!!
「ダイちゃん、ダメだよ!1階にはパパたちもいるんだから」
「はっ?」
あたしは『ダメダメ!』と何度も言って、ダイちゃんを必死に説得した。


