「美樹が教えてくれたんだよ。泥酔してた時、俺…『ヒナ』って呼んで、アイツにキスしたらしい。どう?これでも 機嫌直んない?」 って言うことは…あの時 ダイちゃんは あたしと美樹さんを間違えてキスしたってこと? ビックリして後ろを向くと、ダイちゃんが目尻を下げ優しく笑ってて 「ヒナ、俺にはお前にしか…しねぇよ」 頬を大きな両手に包まれると、溶ろけるようなキスをプレゼントされた。 そして再び、2人は覚めることのない 甘い夢の中に 落ちていった。