こみ上げてくる想いに身を揺らしながら 何度も感じた…泣きたくなるような優しい痛み。 「ヒナ…すげぇ好き」 「…あたしも…だいすき」 この夜…あたしは何度も自分が誰だか わからなくなうような感覚を全身に覚えた。 あたしなのに あたしじゃなくて──・・・ もう あたしのカラダ全部。 ダイちゃんで…いっぱいになっていったんだ。