悪い想像ばかりが頭の中を過っていく。 「マジで…なんだっつうんだよ」 ハンドルを手に持ち 頭を埋めようとした時だった。 「あっ アイツ…」 家の門を開けて、アイツが外に出てきた。 空き地の方に向かって1歩1歩近づいてくるアイツと、俺の距離が少しずつ縮まってくる。 その距離が残り約5メートルのところで 条件反射のごとく…俺は車から降りた。