ここは 幼い頃…ダイちゃんがよく手をつないで連れて来てくれていた思い出の公園。 今、手のひらの中にある…この指輪をくれた大切な場所でもある。 赤い石がついた指輪を見つめていると 「…ぅっ…っ…」 また涙がとめどなく溢れてきた。 好きな人に届かない想いと… 嘘をついてダイちゃんを苦しめてしまった事実。 やっぱり あたしじゃダメなのかな…?