──カランコロン… 少し前を歩くアキラ先生に一生懸命ついて行きながら 夜店を目指す。 「イタタッ…」 ただでさえ 歩きにくいのに新しい下駄のせいで、足の親指と人差し指の間に 時々 激痛が走る。 ぎこちなく歩いていると ───ドンッ 「気を付けなさいよ!」 見た目ギャルのおねーさんに…ぶつかちゃって最悪。 わぁ こっち睨んでる。 「ゴメンなさい」 「ヒナちゃん、どうしたの?」 あたしの声が聞こえたのか、アキラ先生がこっちに戻って来てくれた。