「思ってるよ!」
あたしは 胸から顔を上げ、真っすぐにダイちゃんの顔を見て告げる。
「フッ また ムキになってる」
「ムキになんか なってないもん!」
あたしは ただ…心から
約束破った事…反省してるの。
あたしも…ダイちゃんと 一緒にお祭りに行きたかった。
吸い込まれそうなダイちゃんの瞳に視線を集中させて、心の中で言えない想いを呟いていると
──コツンッ…
「イタッ 急になにするの!?」
いきなり あたしのおでこにダイちゃんの額が軽くぶつかってきた。
「約束を破ったこと、悪いって思ってるんだよな?」
「思ってるって、何度も言ってるじゃない!」
「じゃ 今日はこれで許してやるか…」


