問題は…この後で。
美琴の提案に あたしも深く考えないで
『じゃぁ 4人であのお祭りに行こうよ!』
『あっ うん』
美琴に あっさり即答しちゃったんだよね。
「ダイちゃん 怒ってる?」
その問いかけに、ようやく口を開いたダイちゃんは
「友達と高校最後の思い出作りに行くのはいいけど、女の子だけで危なくね?」
「へっ?」
「昨年みたいに 浴衣も着て行くんだろ?ヘンなナンパとかにあったら、どうすんだよ?」
「大丈夫だよ。1人じゃないし」
「1人でなんか…絶対に行かせるわけねぇだろ!」
───ゴロンッ…
これは ダイちゃんの手からジャガイモが落っこちた音。
そして…次の瞬間
「キャッ!」
「これが最後だからなっ!」
あたしはダイちゃんの胸の中に…強く抱き寄せられた。
「絶対に誰に声かけられても無視しろよ」


