昨年、ダイちゃんとお祭りに行った日の車内でのこと。 『ダイちゃん、綺麗な花火だったね』 『ちゃんと見てたのかよ?花火より、お前は食べてばっかりだったろ。綿菓子にかき氷だろ…それにりんご飴に…』 『ひどい。もう 言わないで!』 『ハハッ 嘘だよ。来年も一緒に見ような?』 膝に置いてあったあたしの手を握ってきた…ダイちゃんの温かい手。 『うん。絶対だよ!』