「それに たとえ意識がなくても、見たくなかった場面だったわね」 「……はい」 今でも頭から完全に離れない…あのキスシーン。 だけど ダイちゃんのことが好きだから早く忘れようって…思ってる。 話をしながらボーッと、次々と複写していくコピー機を眺めていると 「誰でもね…1回は過ちを犯すの。完璧な人間なんていないんだもん。心から許すって難しいことだけど…早川くんのことが本当に好きよね?」 突然 倉石先生がそんなことを言った。