声をつまらせて泣くヒナは、いつもより小さく見える。
「ゴメンな…」
ベッドの上に膝をつき、小刻みに震えている小さな体を抱き締めた。
「グスッ…あの人とは もう なんでもない?」
嗚咽を漏らしながら喋る言葉は…途切れ途切れ。
その辛そうな声が 俺の胸をジーンと熱くさせる。
「バカなこと言うなよ!アイツが何を言ったかは知らないけど、俺にはヒナだけだから!」
熱のせいで いつもより熱いヒナの体をもう1回優しく胸の中に引き寄せた。
「……信じていいの?」
「ヒナに 信じて欲しい」
そして 次の瞬間 涙声のヒナの口から 衝撃の事実を聞かされた。
「もう絶対に…あの人とキスしないで…」


