双龍の名を背負った女

はぁ…こうなった華乃はもうひかないな。


「…仕方ないわね」


「きゃぁぁー!!ほんと!?

 綾乃ってば―、実は行きたかったんでしょー!?」


「…もう行かないわ」


「ごめんごめんって~」


…絶対悪く思ってないでしょ。


水着に着替えるために自分の部屋へ行く。


私の部屋は左らしい。


リビングも合わせて3部屋。


一つ一つが本当に大きい。