双龍の名を背負った女

「うちの祐樹がすみません。


 こいつ口悪くて…。」


仲裁に入ったのは、敬語の人。


いや、あんたも誰。


「僕は神城夏輝です。」


「夏輝っ!!邪魔すんなよ!!


 こいつ等に名乗ることねぇだろ!!」


「…あんた、祐樹って言ったけ??


 うち等のことなめてんの?」


はぁー…何してくれてんの、


華乃、キレちゃったじゃん。


華乃が自分を“うち”って言うときはキレてるとき。