双龍の名を背負った女

いくら彼等を認めていても、


体は拒絶する。


だったら関わらなければいい。


そうしたら暴れなくて済むもの。


誰も傷つけなくて済むもの。


だから、



さよなら。



静かに歩きだした私を引き止める奴はいなかった。


それでいい、


私に関わったら、きっと後悔するから。


それなら始めから関わらないほうがいいんだよ。



それがお互いのため。


自己保身の基本――。