双龍の名を背負った女

けれど、“特別寮生”という関わりを持ってしまった以上、


関わらなきゃいけなくなる。


だったら、断ち切る。


その関わりを。


まだあの日のことは私の、私と華乃のなかで完結していないから。


どれだけ心を鈍くしても目の前に“暴走族”がいただけで


私は足が竦む。


龍にぃ達でパニックを起こさなくなったのは、


龍にぃ達が私に“暴走族”を連想させないように心掛けてくれていたから。



今どうにか自分を保ってられるのは、


心を許していない“彼等”がいるから。