ジリリリリリリーーーーン


ジリリリリリリーーーーン


ジリリリッ「バンッ」


「ぅ〜ん・・・」










ダンダンダンダン

バタンッ!


「おら!いつまで寝てんだぁ?起きやがれー!入学式早々遅刻する気か?こら!」


「・・も〜、わかってる〜・・・起きるから〜」

そう言って自分のベットから出る。

私は、咲良。

今日から東高校に通う、高校1年生!

身長は151cm。

あ、小さいって言うのは禁句ね。

「やっと起きたか。ほら!さっさと用意しろよ。源さんが飯出来たってよ。先に降りとくぞ。」


「はいはーい。」


そう言ってあたしの部屋から出て行ったさっきの男は、安藤勇輝。25歳。茶髪イケメンで優しい顔には似合わず、口調は乱暴。あたしがここに来てからずっとあたしの世話をしてくれてる。