見送りのエレベーター前。
黒服来ちゃったじゃーん。
まあいっか。番号交換だけ。
「あやとくん!番号教えて?」
「あぁ、別にいーよ?」
そーゆって携帯を取り出すあたし。
あやとくんが携帯出したのを
確認してスラスラ番号をゆう。
「掛けるね。」
あやとくんがそーゆうと
手の中で知らない番号からの着信。
「おっけ!登録しとくね!
ほんとに今日はごちそうさま!」
「ん。じゃあまた。」
エレベーターに乗り込んだ
あやとくんを見てちょっと微笑む。
扉が閉まり掛けたら
黒服と声を合わせて
「ありがとうございました!」
90度頭を下げる。
これはあたしの鉄板。
年齢以外はほんとだけど
そこを嘘ついてる以上
それを信じてあたしに01時間以上
あなたの時間をくれたことに
対するあたしの精一杯のお礼。
よし。今日の営業はこれで終わり!
ビール05杯にカクテル05杯
焼酎04杯にチェイサー02杯。
あやとくんの席で飲んだ分。
その前にもカクテル何杯か飲んだし
もう酔ったなー。早く帰ろ。
