こんなに別れが辛いなら、最初から出会わなければよかったね。
私は、いつもそんなことを思ってた。




私たちが出会ったのは、中学1年のとき。

大人しいあなたのこと、私は全然知らなかった。

こんなに近くにいたのに、仲良く出来なかったこと

あまり話せなったこと、すごく後悔してる。

もし、あのとき仲良くなっていたら、私たちの絆は誰よりも深かったんだろうね。

何で、あと1年で別れるって分かってたのに、仲良くなってしまったんだろう。

神様ってホントいじわるだね。

理想のタイプも好きな人も一緒だなんて・・・

私、運命かと思ったんだよ?

こんなに話があって、こんなに私のことを分かってくれる人が、

こんなにも近くにいたなんて。

人生何が起こるか分からないってこういうことを言うのかな・・・

1年生のときは、全然話さなかった私たち。

でも、3年生はあのときの私たちからは考えられないくらい仲良くなったよね。

こんなにも仲良くなるなんて、あのときの私たちは知らなかっただろうね。

ねぇ?私が何度あなたに電話していいか聞いたか覚えてる?

私は覚えてない。覚えてないほど聞いた気がするから。

辛いときや、嬉しいことがあったとき、メールでは伝えられないこと、私はあなたに聞い
てほしくて、いつも電話してたんだ。

1回だけ私が電話のときに泣いたことあったよね。

あのとき、ホントは言いたいことがあったんだ。

私、あなたのことが好きで好きでしょうがなかったの。

もちろん、今でも大好き。

これからもいつまでも親友でいてほしいって直接言葉にしたかったんだ。

これまで、あなたに何度も言った言葉。

何度言っても伝わってないんじゃないかと思って、ずっとそのことばかり言ってた。

言うたびに、「もちろん!」って言うあなたはとても素敵な笑顔だった。

私はその笑顔が大好き。

その笑顔を見ると、自然と自分も笑顔になっていた。

あなたの笑顔はまるで天使みたいだった。

今はもう、その笑顔を見ることは出来ないんだね。

私もいつか、あなたがいるところに行くのかな。

私がそっちに行ったら、私たちこれからもずっと一緒にいられるね。

ホントは今すぐにでも会いに行きたいよ。

でも、あなたと約束したから、お迎えが来るまでは、こっちで頑張るからね。

だから、私がそっちに行ったときはよく頑張ったねって私のこと褒めてね?

そしたら、今度は私があなたのことを褒めてあげる。

今は辛いことや嬉しいことがあっても、あなたに聞かせることは出来ない。

でも、私があなたのところに行ったら、いつものように話聞いてくれるよね?

そのとき、言いたいことありすぎててんぱっちゃうかもしれないけど、そのときはよろしくねっ♪

私たちは1回さよならして、また出会うんだね。

それが、私たちの運命なのかな?


天国のあなたへ

私より