「俺、もうお前以外の女なんか考えられなくなっちまった。お前と離れてから…俺の頭は余計にお前で一杯になるんだ」



「そんなの…口先だけならいくらでも言えるわよ」




私だってそうなのよ太一!

気づいて…───




「亜美…もう一度だけ、俺についてきてくれないか…?」



なによ、もう一度だけって…


「亜美…、亜美がもう一度俺を信じてくれるなら…、こっちに来てくれ…」



そう言って後ろを向く太一。




笑わせないでよ…