翡翠の悪魔の裏事情


 夕暮れ時──作っていた品物をある程度の数でまとめていく。

 七センチほどの細い棒状のものに導火線のようなものが付いている、爆竹だ。

 町並みから文化レベルを図り、火薬くらいはあるだろうと推測して店らしい建物を探し予想通りに火薬を見つけた。

 手榴弾では破壊力がありすぎる。脅かすだけなら爆竹で充分だ。

 
 相手が敵じゃないだけに、どういう立ち回りが有効かつ最善であるかを考えなくてはならない。

「さてと」

 ひと段落つくと街に向かう準備を始めた。