翡翠の悪魔の裏事情

 ベリルの意思とは裏腹に、状況をさらに悪化させる事になってしまった。

 どうすれば良いと言うのだ、本気で足を撃ち抜いて逃げ出したい。

 乱暴な思考がベリルの脳裏をよぎる。

 彼らの文法すらまともに理解し難いこの状況下に、本当に捕まってやろうかとすら考える。

 こちらが言葉を理解する前に痛い思いをいくつかしそうだが。

 進展するどころか悪い方向に向かっている事に頭を抱えた。