真面目男子は強敵です



「ん」



あったかい、あ、宮地くんの匂いする…
なんか落ち着く……




「なにそんなにかいでんの?」




「べ、べつに、あれだよ!その宮地くんの匂いっていい匂いだなーー!って思っただけで……!!!!って、あ」




「ふーん、そんなに俺の匂い好きなんだ。」




やばい、ばか自分。
変態発言だよ!!!!



「いや!別に!」




「嘘つけ、そうだ、ちょっとこっちきて。」





いきなり宮地くんが止まって言ってきた。




「な、なに?」






「いいから。きて。」