【短編】甘えん坊彼氏?!




そしてエレベーターからでて次のお店にむかった。



「わ~。かわいい~!」



「ん?どれ?」


「これこれ!」


そういって私が指差したのは
太くんの拗ねてる顔にそっくりなうさぎのキーホルダー。


「え~。かわいくねーじゃん。

こっちのほうが可愛いだろ。ほら。」


太くんが渡してきたのはとってもブサイクなうさぎのキーホルダー。



「なにそれ!アハハ」


私が笑いすぎたのか急に不機嫌になる太くん。



「やっぱそっくりだね、太くんとこのうさぎのキーホルダー!」



「は?そんなかわいくねーのと一緒にすんなよ。」


「え~。可愛いのに...」



と太くんの拗ねてる顔にそっくりなうさぎのキーホルダーを見てたら

ひょいっと取り上げられてしまった。


「あっ、ちょっとー...」


「お前、俺以外のやつそんな見つめるな。」


ふふっ、太くんキーホルダーにヤキモチやいてくれるの?


嬉しいな♪