急いで部屋のドアを閉めると。 「・・・まだドキドキしてる・・・」 はあ〜・・・ まだ1日しか経ってないのに。 ━━━もう、こんなにも美桜のことが、 ・・・・・好き。 俺の隣の部屋は美桜の部屋。 俺は美桜の部屋の方側の壁を手でそっと撫でた。 「美桜・・・」 ほら、名前を呼ぶだけで、こんなにも、 切ない。 美桜が、欲しい。