ーガラガラ

「あれ、お前らまだ居るのかよ‥。」

「先生ー、終わらないー。」

時計を見ると、十二時過ぎ。

お腹も減った‥。

ふと、隣りを見ると‥。

蒼が爆睡していた。

先生が何かを丸め、蒼の頭を叩いた。

よく見ると、弓道の雑誌だった。

いや、それで叩かないでよ‥。

「いてー。
何するんすか‥。」

欠伸をしながら蒼が起きる。

「だから、お前は寝るなって。
はぁ、もうお前ら昼飯食ってこい。」

「「やったー!!」」

「‥絶対、戻って来いよ?」

「「はーい!」」