次の日の朝
アキラに、ホテルの部屋を取って欲しいと言って
すぐに用意してくれた
帰国する日、会う約束をした
私は、会う気がなかったのだけど
アキラが、会いたいと言うので承諾した。
ホテルには、タクシーで10分
私の予算もあったので、比較的安価なビジネスホテルのような所で
狭い部屋にベッドが1つ、ドレッサーがあるだけだったけど
アキラと過す、あの部屋よりホッとできた。
あれから、私たちは…
昔に戻ったように、普通にしていた
それは、自然に…ではなくて、あえてだった。
こんな状態で、元には戻れない
私は、ノブだけじゃなく
アキラまで、失うのか…
そうしたのは、自分だとわかっているけど
また、心から笑える日がくるかな
そう呟いて…とてつもない空虚感から、目を背けた
