当たり前のように
かけた 受話器からの
声【かけら】が
虚しい 雰囲気を
漂わせている……
それでも かまわない
だけど なんか ね
新鮮さを 感じられない



いつかのさよならを
ずっと 心には 留めてる
願いもしない さよならを
飲み込んでは あなたと
同じ 時間を 過ごしてる




意見のわずかな
すれ違いが 重く
心に 笛の音のように
響き続けてる
「…解って欲しかった」

ぅぅん…
それは 無理な 話
どんなに 想ったって
あなたは 意見を
聴けないひ と…




本当は あなたが
むかしの恋人の影を
照らして……
そのまま闇に
葬って欲しい
あなたが
明るい光となって




いつかのさよならを
ずっと 心には 留めてる
願いもしない さよならを
飲み込んでは あなたと
同じ 時間を 過ごしてる




LA LA LA la



最後が 来るまで
さよならは 受け入れない
ずっと ずっと
鉛のように 心の奥底に
沈めているよ…


…さよなら


あなたとの さよならは
今は まだ

いらない…………