本気で止まらない 「ごめん」 だけどこのまま襲ってしまうのは最低だから 「ふざけんな」 「あ、怒った」 「怒らない奴なんかいないだろ」 「確かに」 「さっさと退け」 「詩或」 怒った姿 泣く姿 笑う姿 照れる姿 全部俺に見せて 「キスマークだけ付けたい」 「付けんな」 「マーキングしたい」 「すんな」 これは恭先輩に対する威嚇だ 嫌がる詩或にこれだけは無理矢理力付くでキスマークを付けた これで少しでも恭先輩から守れるなら いくらでも付けたい