氷の会長





「昴さん!!撮影押してるので急いで着替えて下さい」

「はい!!すぐ行きます」





恭先輩は何か言いたそうだったが俺は無視して控え室に入った





「あー!!ムカつく!!」






絶対1番になってやる



あんな奴より下とかムカつく






「どうした?」

「何でも有りません。それよりこの前言ってた写真集ですが」

「あー…………お前やらないんだろ?」

「引き受けます」

「まじ!?」

「カメラマンはゆっちゃんがしてくれますよね?」

「勿論!!」






何がなんでも売れてやる




写真集は乗り気じゃなかったが今はそんなこと言ってられない




とにかくがむしゃらに働いてやる






あいつを抜いてみせる!!








「どうした?今度は随分ワイルドだな」

「ワイルドな俺も素敵でしょ?」

「そのナルシスト発言が無ければな」

「ゆっちゃん酷っ」






俺はやるんだ!!