「詩或~」

「離れろ。邪魔だ」





生徒会室で後ろから抱き締める俺




「会長と昴さん付き合い始めたんですか?」

「さぁ?どうみても昴の一方通行だけど」





そんな俺達を見て生徒会のメンバーは戸惑いが隠せないようで



それもそうか


あれだけ嫌っていた会長にべったりだからな






「俺、仕事だ」

「行って来い」

「えー俺と離れて平気?」

「あん?」

「調子に乗りました。すんません」




泣く泣く離れる俺だけど詩或はいつも通り





もう少し意識してくれよ

キスだってしたのに