「何なのよ!!」
「もうやめろ」
「はぁ!?」
「あんたの負けだろ」
「何よ。架也は私の言うことが聞けないの?」
「聞けない」
「っ…………何よ……」
母親は泣き始めた
「もういい。あんたの人生とことん邪魔してやるから」
そう言って携帯を操作し
ある画面を俺に見せた
「は…………まさか」
「えぇ、そのまさかよ」
画面には俺が昨日男に殴られていた写真
それがメールに添付されていた
しかもそれは何処かへ送信済み
送り先は
「ふざけんな!!」
「明日の見出しは何かしらね」
雑誌の編集部
俺の写真が流された
やばい
今は大切な時
せっかく恭を抜いたのに
こいつは本気で俺の人生を滅茶苦茶にするつもりだ



