氷の会長




何だかふわふわ…………

夢…………?





俺が詩或と手を繋いで知らない名前を呼んでいる

呼んでいたのは子供のようだ




その子供は俺と詩或の間に入り

詩或と繋いでいた手は離されその子供と繋ぎ直した







「お父さん」



子供が俺をお父さんと呼ぶ



そうか…………

この子供は俺と詩或の子供か






これが現実になるといいな






暖かくて幸せな気持ち

きっと家族ってこういう感じなんだ








「…………あ、ご飯出来たけど」

「…………ぇ、あ……子供は?」

「寝惚けてるの?」

「夢?」






目を覚ますと夕食のいい匂いにお腹が鳴る