氷の会長




「動くな」

「え…………いっ!?」




動くなと言われて何事かと思えば刺されるような痛みが全身を走る




「痛いっ!!痛いって!!」

「我慢しろ」






詩或の手には消毒液

この痛みは手当てを受けているせいだけど



痛すぎる






「もう少し優しくお願いします」

「あ?」

「そんな傷口ぐりぐりされて痛くない奴なんて居ません」

「それならあんたが第1号ね」

「俺は我慢出来ませ…………いたたたたたた!!」








さっきとは別の意味で泣きそう







「はい終了」

「うぅ…………」




もう傷は作らない

そう誓った俺だった







「痛み止の薬とか薬局で買ってくる」

「あ、それなら夕飯の買い出し頼んでもいいか?」

「うん。何買うの」

「待って。書くから」






しばらくは家から出られないし数日分の食料を買いだめしておかないとな





「その身体でご飯作れる訳?」

「多分」

「今日は私が作るから」








…………………………………………え


まじっすか

まさかの詩或の手料理が食えるとは