「そうと決まれば頑張らないとね」
「はい」
恭を抜くってことだと思って頷いた
だけど
「明日斗ね詩或を溺愛してるから結婚するのは大変だよ」
「………………え?」
違った
まさかの結婚話
「いや……え?あの」
「あれ?架也くんはそのつもりだと思っていた」
「確かに俺は詩或と結婚したいですけど、まだ学生なんで本格的なことはまだ考えて無いっていうか」
「どうして?そこまで詩或のこと本気じゃないの?」
「いや、本気です。本気だからこそ真剣に考えたい。就職して安定してから詩或を迎えに行こうと」
「そっか」
何だか一依さんは楽しそう
俺には何が何だかさっぱりだ
「架也くん」
「はい」
「恭はね性格ひねくれてるけど本当は優しいの」
え…………
あの恭が優しい?
冗談だろ
だけど一依さんの表情は冗談なんかじゃない



