「架也はここまで。お疲れ様」
「お…………お疲れ様でした」
ヘトヘトになる頃ようやく筋トレ終了
「あはは産まれたての鹿みたい」
「うるせぇ…………」
「プルプルしすぎ」
ショーの打ち合わせ場所まで筋肉が悲鳴を上げてまともに動けねぇ
この筋トレ明日もある
俺生きてられるかな
「そんなこといいや」
俺の必死の歩みをそんなこといいやで切るのか
「俺ショーとかよくわかんないから架也に任せます」
「えぇ!?ちょっ双瑠?」
「分かりました。では詳しくは昴さんとお話させていただきます」
双瑠は打ち合わせから逃げて結局スタッフと俺
双瑠の馬鹿
「ここでモデルが戻って来たら双瑠が出て」
「それでは双瑠さんの登場にインパクトが欠けます」
「双瑠の登場はダブルの曲を流して歌い出しのところで双瑠を…………」
ショーの打ち合わせは楽しい
撮影と同じで皆で作り上げていく
そしてそれが成功すると嬉しい
やりがいを感じる
だけど
「いってぇ……」
筋肉が悲鳴を上げてるから長時間座っていることさえ厳しい



