氷の会長




恭に肩を抱かれそのまま恭の車に乗り込む




私は叶瑠達と連絡を取ることさえ許されない

携帯は奪われ仕事の時もそうでない時も恭と行動を共にする





「詩或」

「…………何」

「架也のことが大切なら俺から離れるなよ」

「…………分かってる」

「詩或は物分かりいいよな」





そう言って私にキスをする





不思議なことに何も感じない

あいつとキスした時は胸が熱くなる






知っている


この気持ち



だけど認めてしまえば皆が苦しむ

それなら私1人が苦しめばいい







「明日は俺と雑誌の撮影な」

「分かった」






もう私には光が無い