「あー架也だ。何急いでんの?」
詩或の家に向けて走っていると世瑠さんが運転する車に一瑠と双瑠がいた
「一瑠!!俺も乗せて」
「いいけど、何焦ってんだよ」
「詩或が学校辞めたんだ」
「は…………何だよそれ」
「だから家まで乗せて」
「早く乗れ!!叶瑠急いで」
車に乗り込み俺達は家に向かう
その途中で分かっていることだけ説明した
「昨日は何も言ってなかった」
「少し落ち着かない感じだったよ?」
「え?」
「俺達3つ子だから何となく感じただけだよ」
まさかの双瑠の言葉に黙る俺と世瑠さん
「まぁ、風邪治ったばかりだからそのせいだと思ってたんだ」
「ごめん。俺達が気が付かなくて」
「いや…………一瑠達は悪くない。俺が……」
俺がもっと詩或のことを気にかけてたらよかった
「架也達は悪くないよ。これは俺達皆が悪い。だからそれぞれ自分を責めるな」
世瑠さんの声に世瑠さんが俺達のことを責めてないことがわかる
そうだよな
ここで俺達が自分を責めても
何も解決しない
詩或と向き合わなければ
「部屋の電気が点いてる」
「架也こっちだ」
一瑠と双瑠に呼ばれ家に入る
「しぃ…………入るよ」
一瑠が扉をあける
詩或は
「「しぃ…………」」
「詩或」
居なかった



