狼と赤ずきん




俺はさっき喋っていた奴らのところへ戻り聞いてみた。

「なぁ。女を可愛いとか抱きしめてーって思ったことあるか?」

「ブゥー!!な、なんだ!?」

俺が聞いた奴は飲んでたコーラを思いっきり吹き出した。

「な、なんだよ…」

「じ、仁がんなこと聞くなんてな。」

「そおかぁ?」

「あぁ。んで何だっけ?女を抱きしめたいだ?可愛いだ?お前そんなこと言うキャラだったっけっか?」

何だよ俺のキャラって。

「うっせえー。だから聞いてることについてだけ答えろ!!」

「はいはいはい。俺はふつうにあるぜ?彼女とかすげー思うもん。

「へぇー…」

「おまえ…まさか恋か?初恋か?クスクス」

ボコッッ!!

「い゛っでぇえええぇぇ!!」

「からかうな馬鹿やろう。ちげーし。」