キミノソラ

夕焼けに染められたあたし達の帰り道。



それを大好きな人と二人で歩けるってこんなに幸せだったんだと実感する。



「なぁ、ミウ。」



「ん?何?」



「オレさぁ、ミウが好きだよ。」



「ん、知ってる。あたしもだからね!」



こうやってカップルらしい事が出来るのもすごく幸せな事なんだ。



あたしって、すごく恵まれてるんだなとも実感した。



あたしの家に着き、また明日ねとハヤトと別れる。



繋いでいた手が離れていくのがちょっぴり切なかった。