キミノソラ

色々と話しているうちに学校についた。



相変わらず遅刻ギリギリのあたし達は急いで着席する。



あたしは、綺麗な空が見える窓側の席。



この席をあたしはすごく気に入ってる。



ソウと隣に入れる気分になれるから、なぜか安心するんだ。



あたしの中のイメージでは、ソウは空なんだ。



ソウはあたしと違って、どこまでも澄み渡る空のような心を持っているから。