?:「キャアアーーーー!!」

ドサドサドサ

父:「カホ!?大丈夫か!?」

カホ(省・カ):「平気よ、お父様。ちょっと転んだだけですもの。」

父:「なに!?ひざから血が出ているじゃないか!!ちょっと待ってなさい!!」

ピュ~~~~

カ:「全然大丈夫なのに…」

あたし、カホ。財閥の中心人物を父に持つ、超お嬢様…とはいうけど…

あたしは、ふつーの女の子に生まれたかったんだ。

学校も保育園から大学までエスカレーター式だし、制服もふつーの学校と

全然違くて、いかにもお嬢様って感じ。

こんな学校に飽きていたんだ。