案の定お姉様のドス黒オーラを真正面から受けた光は、本物の幽霊に出会したかの様に半泣きまっしぐら。


って、今のじゃまるで私が幽霊みたいじゃないっ!!


「ううう~~~、だからごめんってばぁ~~~!睦杜とだけじゃなくって冴城君と岩本君ともお弁当食べる事伝え忘れたのは、私のミスだけどぉ………」


「そのミスのお陰で唯一リラックス出来ると思ってたお昼休みまでビクビクしなきゃいけなかった私の苦労、アナタに分かりますか?」


私達が入れ替わってるとバレたら、困るのは私達だけじゃない。


睦杜ちゃんにだって迷惑かかっちゃうんだ。