どうしようどうしようとアタフタしまくっていると、冴城君がフッと穏やかな微笑みを浮かべてそう言った。


――――ドキッ…


今日1日で冴城君の笑顔は何回も見たけど、こんなに柔らかい笑顔は初めて。


不意打ちを食らって、私の胸は大きく跳ね上がった。


な、何コレ……


なんで私、ドキドキしてるの!?


「じゃあそろそろ勉強再開しようか!それとももうちょっと時間経ってからにするか?」


意味不明なドキドキが体中を駆け巡る中、無邪気に笑い続けている冴城君。


「い、いや、すぐしよう!今すぐにでもしましょう!//////」