泊まる事になった睦杜ちゃんも一緒に3人で晩ご飯を作った後、全員でテーブルにつく。


「で?冴城君の事で相談って?」


ハンバーグをおいしそうに頬張っていた光が、クリクリの目を私に向けて聞いてきた。


「もう光、アンタ直球過ぎ。栞ちゃんだって色々整理したいだろうし、もう少し時間置いてからにしなよ」


「え~~~?だってよく分からないけど、悩み事があるんだったら、早く解決した方がいいでしょう?」


睦杜ちゃんが晩ご飯開始10秒で突っ込んできた光をたしなめるも、光はあっけらかんと返す。


「そうだね…聞いて貰おっかな」