ポカン…とした顔で呟いた睦杜ちゃんは、やっと状況が理解出来たご様子。


「でしょう?だから私今日帰ったら光にこの事話して、月曜日になったらあの子自身から返事させようと思ってるんだけど……」


私の考えに睦杜ちゃんはコクコクと頷いてくれた。


「だね。それが1番だね。しかしビックリした……萱嶋君って光の事好きだったんだ」


「彼大人しそうなタイプだったから、突っ走り屋の光に逆に惹かれたんじゃない?人って自分には無いものを持ってる人を好きになるって、よく言うじゃない」


「ああ~~~、そうか、そういう事かぁ~~~~」