「えええええっ!?C組の萱嶋君に告られたの!?」


萱嶋君に告白されてからバタバタと教室に戻り、3時間目の英語の授業終了後。


萱嶋君に呼び出された時何があったのか睦杜ちゃんに話すと、睦杜ちゃんはお皿みたいに目を見開いて驚いていた。


「そうなんだよ……つーか睦杜ちゃん、萱嶋君の事知ってるんだ?」


「まぁね。萱嶋君、去年私と委員会同じだったから。殆ど話さなかったけど知ってるよ」


フーーン……だからかぁ………


「そ、それで!?栞ちゃん、萱嶋君に何て返事したの!?」


「ええっ!?まだ返事してないよっ!!」