何だか昨日から私、冴城君の笑顔を見る度に落ち着かない。


ドキドキしたり、顔が熱くなったり……何よこれ。


私、冴城君とは昨日初めて会ったんだよ?まだまだ全然彼の事知らないんだよ?


なのにどうして―――――……


「あ、ありがとう…///」


赤くなっているであろう顔を見られたくなくって、俯きながら答える。


「じゃあ帰るか。送るよ」


「うぇっ!?///だ、大丈夫だよ!1人で帰れるからっ!!」


クレープ屋の女性店員さんがそんな私達を見てニヤニヤしていた事なんて、全く分からなかった。


私…おかしいよ………