「自分が何かできるならそれを自慢しなさいよ、血をひいてるから俺は政治家になるなんて、そんなの単なる七光りなだけでしょ。国枝君の実力じゃないよ」
「そ、そんなこと・・・」
「だって血をひいてるからえらい、じーちゃんの仕事を継ぐみたいな気持ちで政治されたってたまったもんじゃないよ。どんなあほな国になるんだ」
女子がそういうと、その団体から笑いが起こる。
「確かに!尊敬できるとこなきゃ、選挙権もったときに投票しねーぞ!」
団体の1人がそう言うと、さらに爆笑に包まれる。
「そうだそうだ!」
例の女子はガッツポーズをして国枝を煽り、
「政治家だって、いろんなことを知らないといけないんだから、福祉に関することだって良く知っとかないと、おじーちゃんおばーちゃん世代の投票率が悪くなるぞー」
なんて言うもんだから、団体の笑いは止まらない。
「さなの言うとおりだー」
「かがみん、こえー!!」
団体はそんな風に騒ぎ出す。
その間、国枝は居心地悪そうにしていたが、
「…わかったよ、かがみんのいうとおりだな。すまん」
前半は下を向いていたが、最後は俺の方を向いてそういったから、今度はおれがぽかん、としてしまった。
塾で接する限り、プライドが高くてそんなことをいうような奴には思えなかった。
女子の言葉にも当然キレると思っていた。
だが、
「おっ、素直だねー、国枝くん」
と言いながら国枝の頭をなでる女子に、
「やめろ、子供じゃあるまいし」
反抗しつつもなんだかうれしそうであった。
「そ、そんなこと・・・」
「だって血をひいてるからえらい、じーちゃんの仕事を継ぐみたいな気持ちで政治されたってたまったもんじゃないよ。どんなあほな国になるんだ」
女子がそういうと、その団体から笑いが起こる。
「確かに!尊敬できるとこなきゃ、選挙権もったときに投票しねーぞ!」
団体の1人がそう言うと、さらに爆笑に包まれる。
「そうだそうだ!」
例の女子はガッツポーズをして国枝を煽り、
「政治家だって、いろんなことを知らないといけないんだから、福祉に関することだって良く知っとかないと、おじーちゃんおばーちゃん世代の投票率が悪くなるぞー」
なんて言うもんだから、団体の笑いは止まらない。
「さなの言うとおりだー」
「かがみん、こえー!!」
団体はそんな風に騒ぎ出す。
その間、国枝は居心地悪そうにしていたが、
「…わかったよ、かがみんのいうとおりだな。すまん」
前半は下を向いていたが、最後は俺の方を向いてそういったから、今度はおれがぽかん、としてしまった。
塾で接する限り、プライドが高くてそんなことをいうような奴には思えなかった。
女子の言葉にも当然キレると思っていた。
だが、
「おっ、素直だねー、国枝くん」
と言いながら国枝の頭をなでる女子に、
「やめろ、子供じゃあるまいし」
反抗しつつもなんだかうれしそうであった。
